兵庫県福崎町へ妖怪たちに会ってきました〜ついでに姫路城〜

兵庫県福崎町へ妖怪たちに会ってきました〜ついでに姫路城〜

はじめに

以前から姫路城に行きたいと思っていたのですが、海沿いの2号線を走るのも芸がなく、面白いルートがないものかと考えていました。
でSTRAVAでフォローさせていただいてる方のルートが面白かったので真似して走ってきました。

朝6時過ぎに出発

有馬街道を目指します

176号線は空いてました

今回、姫路城までは山沿を走るルート。
猪名川サイクリングロードを北上し、川西能勢口から176号線に入り宝塚を目指します。宝塚からも引き続き武庫川沿の176号線を走り、有馬街道へと入ります。ここから登りの終着地点は『船坂』交差点です。

ひっそりとする宝塚劇場
県道51号線『有馬街道』に入ります

『船坂』の交差点はSNS等で見かけることはあったのですが、今回初めて『有馬街道』を走りました。当日は車も少ない事もあり、後続を気にせず気持ちよく登れます。勾配も急でなく気持ちよく進む事ができました。

『船坂』交差点に到着

道の駅『とうじょう』へ

『船坂』交差点を右折し、県道82号線『大沢西宮線』を走ります。信号も少なく下り基調を走ります。
『金仙寺湖西』を右折し、さらに進みます。県道17号線『西脇三田線』に入り、道の駅『とうじょう』で小休止。

この日はバイクもたくさん走っていました
サイクルラックあります

福崎町を目指します

桜が咲いてると綺麗な場所

ここからはひたすらペダルを回します。しかし、兵庫県は広いですね。
さすが『ヒョーゴスラビア』と言われるだけあります。
『加東市』『加西市』を横断し、『福崎町』を目指します。

ヒョーゴスラビアとは、兵庫県バラバラ感を示す言葉である。
摂津」「丹波」「播磨」「但」「淡路」の5つと非常に多く、これは全都道府県の中でも北海道に次いで2番に多い。このようなバラバラな地域を1つにまとめたのが「兵庫県」である。この5つからさらに市民性が細かく分かれており、一部に至っては別の都道府県扱いされることもあるため、他の県とべても「兵庫県」という一体感や帰属意識が小さい。

記事タイトル「ヒョーゴスラビア」は、この状態を「ユーゴスラビア」に喩えたものである。ユーゴスラビアももともと6つのをまとめた複合国家だった。

冒頭の文章はユーゴスラビアした文章「7つの、6つの共和、5つの民族、4つの言、3つの宗教、2つの文字、1つの国家」のパロディである。「2つの球団」など生がいくつかある。

ニコニコ大百科より引用
微笑ましい光景

道中の話ですが、おばあさんが信号のない場所で横断しようとしていました。しかし、一緒にいたお孫さんが『ばあば、危ないから!』って必死に引き止めていました。おばあさんはお孫さんの言葉で歩道を歩き直しましたが、車がきてないとは言え、危ないですね。しっかりしたお孫さんです。僕の息子と同い年くらいなので姿が重なって見えました。二人の後ろを姿に見入ってしまいました。

ふじいでんこうさいくるらんど

『播磨中央公園』の中に『ふじいでんこうさいくるらんど』ってのがありました。『関西サイクルスポーツセンター』の規模が小さいバージョンでしょうか?
とりあえず写真を撮っておきます。

福崎町に到着

県道145号線から県道23号線『三木宍粟線』を走り、福崎町に到着です。
福崎町は妖怪を研究した民俗学者である『柳田國男』の出身地です。
妖怪ブームの第一人者といったところでしょうか?
福崎町は妖怪で町おこしをしているようです。

柳田國男氏
福崎町辻川観光交流センター
ランチはここで
海鮮バラ丼をいただきました

妖怪ベンチめぐり

妖怪ベンチマップ

福崎町には、柳田國男の著書『故郷七十年』に出てくる河童をはじめ、たくさん妖怪たちが住んでいます。町内にあるお店のベンチに様々な妖怪が居てるので、巡ってみました。

『鬼』
『猫また』
『山姥』
『座敷童』
『逆さ天狗』
『河童』

大体は回ったのですが、どれもなかなかの造形ですごくリアルでした。水木しげる氏の妖怪とはまた違った面白さがあります。
親子連れがスタンプラリーのように回っていて賑わっていました。
ベンチにいる妖怪たちも、ただ展示しているだけではなく動きを付けているので大人も楽しめます。工夫すれば面白い写真が撮れると思います。今回、ソロライドだったのが残念でした。

姫路城を目指します

さよなら福崎町

福崎町で妖怪たちと戯れた後、目的地の終点『姫路城』を目指します。
『市川』沿の国道312号線を南下します。

『播磨五川』の一つ。『市川』

姫路城に到着

しゃちほこさんは歌が上手い

福崎町から姫路城までの国道312号線を走り、姫路城に着いたのですが 福崎町の妖怪で楽しみ過ぎたのか、これと言った感動もなく『白い』『横に広い』なあと言った所でした。
とりあえず『桜門橋』から城内へ。

『桜門橋』前で
中に入って撮影

で、終了です。まあ、時間も2時くらいでしたので『そろそろ帰らないとなぁ』って気持ちになってたのも正直あります。本当ならスイーツの一つでも食べようかと思っていたのですが、リサーチ不足でした。

帰りは輪行で『網干駅』へ

新幹線が速すぎる

ここから羽柴秀吉のごとく『中国の大返し』で帰る体力もないので、JR西日本が誇る新快速に乗って輪行で帰ります。
『姫路駅』からも良かったのですが観光客が多く、邪魔になるので始発駅である『網干駅』へ。
輪行場所はきっちりと『Google map』でチェック。

『網干駅』までの道のりは田舎道を走ります。日が落ち始めてのんびりとした雰囲気を味わいながら向かいます。
で、家族にお土産を買わないと行けませんので目星を付けていた『小川堂安芸国』さんで和菓子を購入。

『小川堂安芸国』さん

色々、個別に商品を選んで購入したのですが、きちんと仕切りを使って箱詰めしていただけるので助かりました。おかげで形崩れせず、帰ってから家族で美味しく頂きました。

『網干駅』に到着

輪行袋は『ワールドサイクル』さんの『R250軽量輪行袋』。
タクシーの運転者さんが物珍しそうに見てる中、さくっと収納。
電車を待ちますが、これがなかなか来ない。近くの『朝日山』でも登れば良かったと後悔。電車の時刻はきちんとリサーチしないとですね。
待ってる間、撮り鉄モードに。

ようやく電車がやってきたので乗り込みます。もちろん先頭車両です。
発車時刻前に運転手さんと自転車話。運転手さんも乗られてるそうです。

先頭車両にて
姫路から尼崎まで停車駅は6つ

『網干』発の快速列車から『姫路』で新快速に乗り換え、あっというまに『尼崎』まで。特急レベルの停車駅数ですね。しかも滋賀県の野洲まで行くという。

さいごに

念願だった『姫路城』までライドが出来ました。
登りもあり、信号がほとんどない快走路ありと、ストレスを感じないすごく楽しいライドでした。
兵庫県は本当に広い。『ツール・ド・兵庫』とかやったら面白いと思うのですが。。。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

尻子玉は抜かれずに済みました

今回のライド

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