尼人(アマンチュ)が『尼っ子リンリンロード』を走ってみました

尼人(アマンチュ)が『尼っ子リンリンロード』を走ってみました

はじめに

ブログのタイトル通り、私は兵庫県尼崎市という所に住んでいますが走る所といえばだいたいは北摂方面です。
ですが今回は前から気になっていた尼崎市にある『尼っ子リンリンロード』というサイクリングコースを走ってみる事に。安全なコースなら今度、息子と一緒に走ってみようと考えていますが、どうなることやら。

『尼っ子リンリンロードって?』

パンフレットをダウンロードしました

すでに尼っ子のみなさまにも親しまれている「尼っ子リンリンロード」を紹介します。阪神尼崎駅から蓬川緑地、であい橋、尼ロック(尼崎閘門)、尼崎スポーツの森、尼崎市立魚つり公園など、尼崎の名所をめぐるサイクリングロードとして整備されている全長およそ11キロのコースです。

尼っ子りんりん~尼崎市自転車総合ポータルサイト

尼っ子リンリン〜自転車総合ポータルサイト〜

コースは『尼っ子りんりん』に掲載しており、ロードマップとGooglemapを見ながらGarmin Expressで引いていきます。
最終地点は『尼崎市立魚つり公園』ですが武庫川を渡った所にある阪神タイガースの2軍練習場がある鳴尾浜野球場にも寄るようにコースを作成しました。
距離的に50km程度といった所でしょうか?(ガーミン表示では他にコースを曳いていたので60km弱になっています)

左門殿川沿いを走ります

尼っ子リンリンロードの出発地点は阪神尼崎駅ですが、少し寄り道して行こうと思います。国道2号線の左門橋西詰から左門殿川沿いをひたすら進むと一気に『尼ロック』の近くの清掃局第二工場前までやってきます。

左門橋
安全第一で走ります
雲は多いですが雨は降らなさそうです
のどかです

残念ながらこちらからは『尼ロック』を見ることができませんが、近くまで行って釣り人を撮影しておきました。

海神様にライドを安全を願います
東高洲橋

尼崎城へ寄り道

ここから引き返して五合橋線を北上。阪神尼崎駅へ向かいます。途中に『尼っ子りんりんロード』のルートではないのですが、尼崎城に寄ってみました。

尼崎城へは自転車の進入は禁止です

【公式】尼崎城|現代に蘇った尼崎城の楽しみ方

明治維新とともに取り壊された尼崎城。
急速な都市化が進む中で城下町は姿を変えてしまいました。
しかし城があった記憶は失われることはなく、
再建を望む声が何度も浮上しては資金不足や景気の影響などで断念することが続いていました。家電量販店旧ミドリ電化の創業者・安保詮氏が
「創業の地に恩返しがしたい」と、約12億円の私財を投じて尼崎城天守を建設し、尼崎市に寄贈。
市民や尼崎を愛する仲間も共鳴し、「一口城主」や「一枚瓦」などで寄せられた寄付額は約2億円にものぼります。尼崎城1階の入口付近には多くの方々の想いがつまった「一口城主芳名板」を設置しています。

尼崎城〜復活への道のり〜

こういった憩いの場があるのは良い事だと思います。しかも個人の寄付とはすごい。

シャチホコポスト

『尼っ子リンリンロード』出発点『阪神電鉄 尼崎駅』

Garminに入れたナビに沿っていきます。細い道なので20kmくらいのスピードで走ります。寺町などあり、区画整理された城下町がしっかり残っています。お城があれば、ここが城下町だったという事がはっきりと分かるのでやはりお城はあったほうが良いかもしれませんね。案内通りに阪神出屋敷駅前を通り、蓬川を渡ります。渡った所に指示版がありここを左折。43号線へと向かいます。

寺町のレンガ
案内板に従って進みます

国道43号を横断するには『道意地下道』を走ります。『道意地下道』の入り口は下田公園と同じなので注意が必要です。私は見逃してしまい通りすぎてしまいました。ちなみにここをくぐらないと道意線まで行かなければ43号線は渡れませんので注意してください。

見落としていたけど案内板がちゃんとあります

地下道を出た所でMTBに乗ったサイクリストに出会います。軽く挨拶を交わして先に進みます。ここからは蓬川に沿って進むルートとなります。

道意地下道

蓬川沿いを走る

川沿いを走りますが、路面が写真にある状態なので振動をもろに拾います。砂利を固めた感じの路面です。しかも、つなぎ目が細かくストレスを感じます。

砂利を固めた感じの路面

341号線を渡り、引き続き『尼っ子リンリンロード』に入りますが、ここは戸惑いました。看板はあるのですが、どうも工場の中のようです。入っていいのか分からないので恐る恐る進入します。矢羽とかあれば走りやすいかなと感じました。参考に引いてみました。尼崎市の方お願いします。

ナビラインのイメージ

西堀運河沿いを走る

交通量の多い道意線と交差する部分がありますが、工事中なのか警備員さんが誘導してくれます。

道意線を越え、少しいった所に『北堀キャナルベース』があります。尼崎運河再生プロジェクトの一環としてオープンした場所で様々なイベントが開催されているようです。夏休みの自由研究に息子を連れて行きたかったんですが、ちょっと自宅から遠いので断念しました。『出会い橋』と呼ばれる所には建築物があります。

出会い橋を渡り、西堀運河をさらに進む八幡橋を越えるのですが、ここで罠が仕掛けられていました。案内を出しておきます(笑)

まんまと左ルートに進んでしまいました

私はまんまと罠に引っかかってしまい左へ。さらに西堀運河沿いを走る八幡橋を越えると路面状況が変わります。『北堀キャナルベース』と同じウッドデッキ調ですが、朽ちた感とツギハギ箇所があり、非常に走りにくい道意線にぶつかるとここは終わりです。

草木が生い茂って不気味な雰囲気

『尼ロック』へ向かう分岐点に到着しますが、草木が生い茂り、不法投棄物も見受けられます。昼間なのに人気がなく不気味な雰囲気がありました。

『尼ロック』へ向かいます

尼ロックへは中堀運河に沿って進みます。路面は石畳調。グラベルです(ウソ)ここも綺麗に整備されていたら走りやすいと思いますが、前日の雨でスリッピーでした。また、草木も綺麗に刈られていないので走行中、はみ出している木と接触しそうになりました。

不思議なキノコもたくさん生えていました

尼ロックに到着

パナマ運河と同じ方式の閘門

そんなこんなで『尼ロック』に到着です。残念ながら稼働している所は見ることは出来ませんでした。こいつが稼働している所が見られたらネタとしては良かったんですが。。。ここから、ゴールである『尼崎市立魚つり公園』へ向かいますがその前にファミリーマートに寄って補給します。とはいえカロリーを消費してないので、これっぽちでOK。

ファミリーマート尼崎末広インター店

『尼崎市立魚つり公園』までは快走路

ゴールまでもう少し

『尼崎市立魚つり公園』までは車道を走るので軽快に走れます。武庫川沿いは海からの風。つまり逆風の中進みます。一人のローディーとすれ違いましたが、そちら追い風。気持ちよさそうにペダルを回していました。自転車専用道がありますが、こちらはゆっくりサイクリングの時に使用したいと思います。そんなこんなで『尼崎市立魚つり公園』に到着。魚を釣りに来る所なんで特になにもありません。おしゃれなカフェやレストランなんかあってもよい気がしますが。

サクッと撮影して341号線から対岸へ渡り、阪神武庫川線の『武庫川団地前』から阪神鳴尾浜球場へ向かいます。

鳴尾浜球場へ

撮影許可を警備員さんに頂き撮影。今日は大阪ガスさんとの練習試合とのことでした。ここからは2号線まで出てサクッと帰宅しました。

阪神鳴尾浜球場
選手寮「虎風荘」

さいごに

尼っ子リンリンロードを走ってみて、序盤の寺町や蓬川沿い、であい橋まではそこそこ軽快に走れましたが尼ロックまでの路面や整備状況は良くないなと感じました。ここは自治体やボランティアの力でなんとかする必要なあるのかなと思います。清掃活動なんかがあれば参加してみたいと思います。
あと、休憩ポイントがベンチやコンビニしかありません。カフェがあれば良いのですが、工業地帯の中では厳しいのかもしれません。財政状況とか色々とありますがベイエリアとして開発できればいい感じになるのじゃないかな。そうなれば大阪・南港みたく走り屋さんが増殖するかもしれませんが。。。あと自転車ナビライン。これは是非、整備していただきたいと思います。
自転車の目線は基本、前方と路面に行ってしまうので道路にナビラインが引いてあるとスムーズに走れる気がしました。あとは注意喚起などもあれば良いと思います。
阪神尼崎駅に戻ってくるルートを作るのもいいかもしれません。魚つり公園から駅にまた戻るとなると往復22kmになってしまい、ちびっこは疲れてしまいそうです。あれこれと書いてみましたが、せっかくコンテンツを作ったのだから発展・整備して、サイクリングを楽しめる環境をしっかりと整えていただきたいものです。

今回のルート

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