『くろまんぷ・大野山』ライドからのラバッジョへ(前編)

『くろまんぷ・大野山』ライドからのラバッジョへ(前編)

はじめに

STRAVAでフォローしているライダーさんが登っているのを見て登りたくなり大野山へ行って来ました。道中にある『くろまんぷ』にも登るルートを4年連続で走る事ができました。今回は少し長くなりそうなので前後編で書きたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

大野山(おおやさん)は、兵庫県川辺郡猪名川町にある標高753.5mのである。山頂部は猪名川町にあり、北摂山系丹波高地に属する。ふるさと兵庫50山のひとつ。

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出発します

6時前に出発です

朝焼けを見ながら猪名川沿いを走ります。この時期の早朝としては暖かく気持ちよく走る出す事ができました。

伊丹空港
五月山

五月山に着く頃にはすっかり夜が明けてました。風がきつく雲の流れるスピードが早い。定番ルート12号線を使い、猪名川沿いを北上。交通量も少なく、道の駅『いながわ』までは心地よいスピードで到着する事ができました。休憩していたサイクリストと挨拶を交わして休息もほどほどに再出発。『くろまんぷ』へ向かいます。

道の駅いながわの『いなぼう』

くろまんぷへ

くろまんぷ-木津から林田に通じる津坂トンネルのことです。明治14年(1881)に柏原村の福井伊之助が工事費1,175円で請け負ったのですが、固い岩盤、所々にある軟岩の崩壊で、大変な難工事となり、工費の不足は柏原の人達が私財を投げ打って完成させ、明治の隠れた偉業といわれました。
別称「くろまんぷ」の元となった岩肌は、現在コンクリートで固められ見えませんが、周囲の様子から当時の苦労をしのぶことができます。 石製トンネルで現在も使用されているものの中で、日本最古とも言われています。

猪名川町役場より

距離は700m程で平均勾配は12.4%です。距離は短いので一気に駆け上がれますがこの時期は落ち葉でタイヤが空転するので注意して登ります。

右に行けば『くろまんぷ』です
くろまんぷ入口

くろまんぷ付近は独特の雰囲気があり、特に夏場に訪れると冷やっとしていて涼しく感じます。人気もないので一人で行くと少し怖いですが。。。
トンネルを走り、12号線に復帰。『杉生』交差点から『大野山』へ向かいます。

杉生交差点

『杉生』交差点から『大野山』の入り口までは約4km。平均勾配は4.7%。序盤は緩い登り坂で楽しく登る事ができますが、後半につれキツくなっていきます。

大野山ヒルクライムスタート

登山口

ここからが大野山のスタートだと私は思っています。
登りの道は細いですが途中から一方通行ですので集中して登ることができます。
ただ車も一緒ですので後ろから来た場合は一旦、自転車から降りないとバランスを崩して倒れるかもしれませんので注意が必要です。今回、幸運にも車は来ませんでした。
『くろまんぷ』同様、濡れ落ち葉があるので慎重に登ります。途中、『ガサガサっ!』って音がして警戒していると鹿が山を駆け上がる姿が。
ゴール目前になると『猪名川の源流』が見えて来ます。撮影という名の休憩をしてゴールへ。

猪名川の源流

山頂に到着です

大野山山頂 753m

到着したのは9時前で一般人はおらず、何かの訓練でしょうか?自衛隊員が数名いてました。もともと風の強い日だったんですが、遮るものが何もない山頂の風はさらに強くなかなかのものでした。

丹波地方の山々です

山頂で記念撮影をしようとしますが、風でなかなかうまくいきません。なんとか撮影を終え、天文台のある場所へ。天文台近くには『恋人の聖地』なるモニュメントが建てられていました。

このあたりは紫陽花が綺麗に咲きます
プラネタリウムもやってます
『恋人の聖地』モニュメント

下りは戦々恐々

雲の切れ間から太陽の光が差し込みます
舗装された下り道

さてさて下ります。舗装工事が完了したとは言え、下りの斜度もなかなかのもの。自転車から降りようと思いましたがそれさえも怖い。11時にラバッジョさんに予約を入れているのだが果たして間に合うのか!と12号に復帰してペダルを回します。この時点で9時30分。12号線は幸いにも追い風でグングン、スピードが上がっていきます。道の駅『いながわ』を越え、池田市付近では10時30分。ギリギリ間に合うかと思ったらなんと道を間違えてジ・エンド。5分前になったので、お店に遅れる旨の連絡を入れました。。申し訳ございません。間に合うと思ったんですが、大野山山頂で時間を潰したのが誤算でした。あと20分早ければ。。。11時10分にラバッジョさんへ到着。

右はゴルフ場

後半へ続きます。

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