はじめに
YouTubeでよく見かける車や自転車の車載動画に表示されているゲージというものがあるのですが、
自分のライド動画にも表示したくなり先日、購入したばかりのGoProHERO8でGPS設定を『ON』にして撮影、GoProの動画編集アプリ『Quik』を使って、GPSデータを表示させようと試みましたが出来ない事が判明しました。
GPSを『ON』にしているはずなのに、この『GPSデータなし』と表示されます。
設定ミスだったのか、はたまた本体の故障なのかと、色々なサイトや動画で調べてみたところ、どうやらGoProHero8で撮影した動画には、現時点で『Quik』がGPSログを読み込む機能に対応できてないという事らしいです。なんという事でしょう。
せっかく買ったGoProHERO8で、GPSログデータ付きの動画が作成できないのはもったいないので、今回は自分なりに対処してみました。
GPSデータの抽出
どうやらGPSログ情報は生きているようなので、動画ファイルからGPSログを抜き出します。
使用したのは『TELEMETRY EXTRACTOR for GoPro』というサイト。
このサイトでは無料でGoPro動画からGPSログをGPXファイルとして抽出できます。
手順はトップページの『FREE』をクリックして、メールアドレスを登録。
GPSログを抜き出したい動画ファイルを『CHOOSE FILE』エリアへアップロードします。
アップロードが終わると以下の画面が出てくるので、
『VIRB Edit』を選択してGPSログデータ(gpxファイル)をダウンロードします。
これでGPSログデータが抽出できました。
GarminのVIRB® Editを使用
使用手順に関してはYouTubeチャンネル内にアップしているので、そちらも合わせて参考にしていただければと思います。
GoProで撮影した動画とGPSログデータ(gpxファイル)を使用してGarminが提供している無料の動画編集ソフト『GarminVIRB® Edit』でゲージやグラフを追加していきます。
動画ファイルを取り込み、タイムライン上へドラッグ&ドロップ。
その後、『G-Metrix』タブを選択してgpxファイルをインポートします。
GPXファイルのインポートが完了すると以下の画面になり、このGPSログで問題なければ『このログを使用』をクリックします。
すると右のプレビュー画面にGPSログがオーバーレイされた動画が表示されます。
あとは『テンプレート』『ゲージ』『外観』『データ』などのタブを選択。
さまざまな表示方法があるのでお好みで選択してください。
また、動画とGPSの情報がずれている場合は『GPS同期』を選択して修正する事が可能です。
設定が全て終わったら動画をエクスポート(書き出し)します。
画面右上の『エクスポート』ボタンを押すと以下の画面になり、ブランディングの有無や解像度など設定ができます。
書き出されたら動画をチェックしてそのまま動画サイトにアップするか編集ソフトに組み込んで編集します。
さいごに
せっかく購入したGoProHERO8で、やってみたかった機能が使えないというのは残念ではありますが、いずれ『Quik』がアップデートされて対応してくれる事を祈りたいと思います。
問題が発生してから随分と経っているので解消されるかどうか・・・
動画ファイルからGPSログを抽出したり、別ソフトで編集したりと遠回りしましたが勉強になったという事にしておきます。
『GarminVIRB® Edit』も今回はさらっとだけ説明しましたが、今後使い込んで行きたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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