はじめに
先日のポタリング中に5年前に交換したDura-Aceのクランク9000が破断してしまいました。
破断した理由として登りでインナーに落として急なトルクを掛けてしまったのが原因だと思います。
『ガチン』という鈍い音がしたので最初、チェーンが落ちたのかなと思ってクランクを見るとエライ事に。冷静にクリートを外して地面に足を着く事が出来たので怪我はしておりません。
この後、ショックのあまり橋から猪名川を数分眺めていたのはここだけの話という事で。
いつまでも黄昏ていてもダメなので、壊れてしまったのはしょうがないと帰宅。
出発して100mでこのアクシンデントが起こったのが不幸中の幸い・・・
クランクどうするか問題
さて壊れたクランクをどうするか考えます。
まずはクランクの破損状況を確認する為に取り外すのですが、クランクを外す専門工具のクランクアーム工具は持っておらず、どうしようかと思っていたらL字定規がクランクボルトを回すのに良い幅だったので代用に。
外してみるとアウターチェーンリングのみが破断している様子。
なので注文する事にしたんですが、昨今の円高やらなんやらとで在庫なし。旧パーツって事もあって次回入荷が6月下旬との事。さらにそれも雲行きが怪しいらしいとの事。
待っていたら乗るのがいつになることやらなので、繋ぎって事でメルカリかヤフオクで仕入れる事に。
メルカリではちょうど3日前に新品が売り切れていたのでヤフオクで落札。
ネコポスで到着。緩衝材に包まれしっかりとした包装でした。
インナーチェーンリングもついていたのですがこちらはスペアとして保管しておきます。
クランク取り付け作業
早速、取り付け作業にかかります。
まずは掃除。BB周りにも砂や泥が付着していたので綺麗に取り除きます。
なかなか外す機会のない所なので念入りに。
『深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ』みたいな穴。
クランクを分解するとこんな感じになります。アウターとインナーチェーンリングとアーム。
外すにはトルクスレンチが必要になります。
外した後はパーツクリーナーで汚れを落とします。
クランクアームの中にグリスの塊が『こんにちは』して来ました。
そっと拭っておきましたよ。
取り外したボルトも砂がついていたのでクリーナーで汚れ落とし。
クランクを組み立てていきます。
まずはアウターチェーンリングとクランクアームを合体。
インナーチェーンリングをクランクボルトで取り付けます。
この時に注意するのが取り付け位置です。それぞれのパーツに取り付ける指示があるのでそれに従います。わからない場合はShimanoのサイトで確認すればOKです。
僕が持っているトルクレンチ。
デジタルではありませんが、あるとないとでは安心感が違います。
正しい向き、正しいトルクでボルトを取り付けるだけなので別段、特別なことではありません。
YouTubeやネットで詳しい解説がたくさんありますので、そちらを参考にしました。
あとはグリスアップして車体に取り付けていきます。
さいごに
てな感じ、無事取り付け交換ができました。
変速にちょっと違和感を感じたので以前、お世話になったショップに持っていき調整してもらう事にしました。
今回もYouTubeにアップしているのでそちらも合わせて視聴してもらえればと思います。
ちなみにこの状況をTwitterにアップしたら僕的にバズってしまい笑ってしまいました。
繋がりある方からは『大丈夫ですか?』『怪我はないですか?』と心配のツイート頂いたかと思うと、リツイートで来た方は『なんて豪脚』てな感じで興味深々のツイートを頂けました。
悲報。トルクかけたらこうなった! pic.twitter.com/Zpb06jZYUx
— オーナイン/Oh-NiNE@リハビリライド中 (@kurio1974) March 19, 2023